銀行の面接って融資の説明をしろって言われるけど融資が何かよくわからない…
銀行の中核を務める業務、融資。
銀行業務上では、「貸付業務」と呼ばれるものについて今回は迫ります。
融資は経済活動を行う以上必須のものであり、とりわけ銀行への就職を目指す学生は必ず周知しておかなくてはなりません。
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融資を一言で表すと
融資を一言で表すと、「資金余剰者が資金不足者にお金を貸与すること」です。
資金余剰者?
資金余剰者とは、お金に余裕のある人のことを指し、具体的には銀行などの金融機関がその例に当たります。
そして、資金不足者(被融資者)は個人の場合であればローンなど、法人であれば事業に必要な設備投資などの現資金として融資を受けることです。
被融資者は、借りたその資金に利息分を付けて返済しなければならず、その利息分が直接融資者側の収益となります。
融資の絶対性(出資/投資との違い)
世の中には、直接投資(株式等)のように資金を出資という形で資金不足者に直接的に提供するシステムが存在します。
出資、投資の場合に登場する人物は出資者と資金不足者の両者のみであり(但し、仲介者である証券会社は登場する)、享受側に返済義務は生じません。
一方、融資は間接金融と呼ばれ、預金者、金融機関(画像イメージでは銀行)、被融資者(画像イメージでは企業)の三者が登場し、被融資者は返済義務を負います。
そして、貸し倒れ(享受側が返済不可能となった状況)の際のリスクは銀行等の金融機関が負うこととなります。
そのため、融資において貸付を行う金融機関には非常にリスクが付随するものであり、死なばもろともの関係にあると言えるのです。
こうしたリスクを一挙に引き受ける金融機関の存在が、融資が資本主義経済において絶対的に必要とされる所以であり、資金を必要とする人々の大きな支えとなります。
つまり、リスクが大きいからある程度大きな組織(銀行)の融資が必要ってわけ
融資における提供側のリターン
銀行などの融資をする側のリターンは、ずばりその利子です。
預金業務などによって得た多額の資金は、運用(貸付業務)などにより被融資者へと融資されます。
融資とは、簡単に言えば資金を貸与することですが、重要なポイントは無償では貸さないという点です。
無償で貸与していればそれは単なるボランティアとなり、預金利息を支払う銀行などは大きな痛手となります。
そこで、利子を課したうえで資金を貸与することで収益を得ているのです。
しかしながら、近年よく耳にする低金利政策により市中金利(金融市場で適応されている、標準的な金利)が低下したことで、融資側が得る利息(貸出金利)が減少しています。
たしかに、マイナス金利とかも最近よく聞くね
そうしたこともあり、最近では銀行が苦境に立たされているという声が頻繁に挙がるのです。
実際に、メガバンクでは融資ではなくほかの事業で収益をあげるビジネスモデルになってきています。
融資の種類
一口に融資といっても、その種類は複数存在します。
ここでは、代表的な融資の種類について三つご紹介します。
- シンジケートローン
- プロジェクトファイナンス
- サステナビリティローン
主要なのは上記の3つです。
シンジケートローン
シンジケートローンとは、複数の金融機関が協調融資団(シンジケート団)を形成し、全て同じ条件、同じ契約書で融資を行う手法です。
簡単に言えば、多くの金融機関が共に特定の対象へ資金提供を行うものです。
アレンジャーを務める銀行がメインとなり、被融資者と詳細な融資条件を決定していき、シンジケート団を組成します。
また、こうした被融資者に対してハンズオンで銀行が隣に付くことから、被融資者に沿った適切な融資案件を組めることがメリットです。
しかしながら、手厚いサービスである以上手数料が上乗せされてしまいます。
プロジェクトファイナンス
プロジェクトファイナンスとは、特定の事業を独立した組織として、その組織へと資金調達を行うファイナンスです。
対象プロジェクトによって生み出された収益やキャッシュフローが返済の現資金となる、銀行で頻繁に見られるファンナンス手法になります。
スポンサーが出資を行い、事実上の借入者となるプロジェクト会社を設立します。
これはハリボテのようなもので、対象プロジェクトのみを目的に設立されます。
この事業主となるプロジェクト会社に、様々なステークホルダー(利害関係者)が支援を行い、プロジェクトの完成に向け一致団結し取り組むのが特徴です。
複数人が関わるのが特徴なんだね
その中で、融資としてお金に関する援助(資金提供)を行うのが、銀行を筆頭とした金融機関です。
先述したように、プロジェクトによって産出された収益、キャッシュフローがそのまま金融機関のリターンの割合を加速させますので、非常に夢のあるファイナンス手法になります。
一方で、返済義務はプロジェクトが頓挫した際には生じることがありませんので、ハイリスクハイリターンと形容することもできるかもしれません。
サステナビリティローン
サステナビリティローンとは、資金の用途を環境や社会問題の解決に限定する際に適応され得る資金提供の形です。
近年盛り上がりを見せる、ESGやSDGsの取り組みを加速させるものであり、そうしたものに対して金融機関が資金調達を行うものです。
この形式の資金提供は、各金融機関によって名称が異なりますので、志望する金融機関のサステナビリティローンについて触れておくことが吉と言えます。
融資は銀行業務の要
聞き馴染みはあるが、中々その全貌が掴めない融資。
簡単に言えばお金を貸すことになりますが、その種類は多岐に亘ります。
また、出資や投資とは異なり、提供者側にも大きなリスクが潜むことから、資本で回る世の中には欠かせないものです。
こうした事実をきちんと把握することは、巨大なリスクと共に日本の企業を支える銀行へ就職において必ずや求められる一般常識となります。
入念な業務理解をしたうえで、今後の就職活動に臨みましょう。
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