
銀行業界に興味があるけど銀行の業界研究のやり方がわからない
いつの世にも必要とされる金融機能を司る機関それこそが銀行です。
また、一般に想像される銀行は実は一つではなく、日本国内だけでも様々な種類が存在しています。
そこで、今や日本に限らず世界中の金融経済に対してアプローチをする銀行の業界研究をこの記事では行うので、参考にしてください。
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銀行の主な業務
銀行とは、金融経済に不可欠な「預金業務」「貸付業務」「為替業務」(銀行の三大業務)を行う金融機関のことを指します。
預金業務とは、個人や法人などの顧客の資金を預かり、管理する業務のことです。
他人のお金を預かるわけですから、それ相応の信頼を必要とします。
そのため、銀行員は真面目で堅実といった印象を抱けれているのかもしれません。

たしかに、銀行員は真面目な人が多いって印象だね
貸付業務とは、上記の預金業務で預かったお金を運用すべく、資金不足者にお金を貸与する業務のことです。
預金業務では、預金者へと利息を払うこととなるので一見デメリットに見えます。
しかしながら、貸付業務としてその預かった資金を運用、貸与しその返済利息分で銀行は主なる収益を獲得するのも主な銀行の収益源です。
為替業務とは、各口座間の資金移動を支える機能。
多くの人が日頃行う振込や送金などは、この業務によって円滑に成り立っているのです。
このように、銀行は三大業務をメインとし、国民経済の円滑な発展へと寄与しています。
銀行の歴史
銀行の起源は、凡そ紀元前3,000年前まで遡ります。
時は、バビロニアの古代王朝。
当時は、穀物がお金の役割を担っていたとされ、その穀物や他の財産を神殿で預かるような風習がありました。
つまり、銀行の発端はまさに預金業務にあるのです。

銀行=預金ってことは忘れないようにしましょう。
その後、ひたすらに溜まる財産を何とか有効活用しようと、貸付業務が行われるようになりました。
日本で最初の銀行は第一国立銀行であり、今のみずほ銀行になります。
渋沢栄一により主導され起こったこの銀行は、今尚日本の経済を支える重要な役割を担っています。
銀行の種類
一口に銀行と言えど、その種類は多岐に亘ります。
目的も異なるうえ、顧客層やそこに至るまでのアプローチ方法などにも違いが生まれてきます。
中央銀行(日本銀行)
中央銀行は通貨の番人と呼ばれるほどであり、自国や一定地域の金融システム全般を司る機関です。
通貨価値の安定や各種金融政策についての決定権を持ち、世界中へと影響力を示します。
日本ではその役割を日本銀行が担い、円の価値を一定に守るなど大きな金融危機を防ぐべく、日々緻密な戦略が練られているのが特徴です。
政府系金融機関
多くの銀行が民間銀行である一方、日本政府が出資を行い機能しているのが政府系金融機関です。
例には、日本政策投資銀行、日本政策金融公庫などが挙げられます。

最近では、農林中央金庫も採用に力を入れてるから見たことがある人も多いのでは?(正確には民営化されていて、政府系ではないと言われることも多いけど笑)
これらの銀行は、民間では援助し難い領域にまで踏み込み、日本国全体の経済を支えています。
ゆうちょ銀行
2006年の郵政民営化に伴い民間化したのが、ゆうちょ銀行です。
元々が国営ということもあり、日本全国津々浦々を幅広く対象に経営されています。
実際、47都道府県の全てに店舗が存在するなど、今尚日本に欠かせない銀行となっています。(メガバンクですら、47都道府県全てに店舗を置かない銀行もあります)

たしかに、どこに行ってもあるイメージだね
メガバンク/都市銀行
「三井住友銀行」「みずほフィナンシャルグループ」「三菱UFJ銀行」の三行を総称して、メガバンクとされています。
また、りそな銀行を含み「都市銀行」と称されることもあります。
これらの銀行は、グループ一体経営を推し進めており、その規模は莫大です。
その規模を武器に、海外進出するなど積極的な経営姿勢が垣間見えます。

メガバンクの比較はこの記事でも紹介しているので参考にしてください
地方銀行
メガバンク、都市銀行とは異なり、都心部以外の各地域に店舗を構えるのが地方銀行です。
特定地域に対しての地域密着型との言える銀行であり、その地域内での影響力は大きなものとなります。
信用金庫/信用組合
信用金庫、信用組合の最大の特徴は非営利であること。
地域で回収した資金をその地域のために利用し、地域経済を支える柱になっています。
利益追求に走らない、地域の活性化に特化した組織とも言えます。
信託銀行
銀行三大業務に加え、信託業務と併営業務を行う組織が信託銀行です。
信託業務では、株式等の資産を預かり委託型として運用してくれるなど、まさに信頼し託す業務を行っています。
また、併営業務では遺言信託などのサービスを提供しており、一般的な銀行と比較して幅広い金融ソリューションを提供するのも特徴です。

貸付とかはメガバンクが強いけど、運用とかだと信託銀行の方が強いイメージかな
ネット銀行
近年盛り上がりを見せる対面店舗を必要最低限とし、そのメイン業務をインターネット上で行う銀行をネット銀行と呼びます。

最近では、楽天の楽天銀行とかが有名だよね
店舗や人材を有しないことから、その分預金利息を高くするなど、利用者にメリットの多いサービスを提供することが可能です。
また、実際に店舗へ赴く必要がありませんので、自宅から便利に利用することができます。
外国銀行
勿論、銀行は日本国内だけに存在するものではありません。
日本国外に視点を置く銀行を外国銀行と呼びます。
また、その多くが投資銀行と言われるものであり、企業の資金調達のサポートをメインの業務として行っています。

外銀と言われる銀行で年収が高いことで有名
銀行業界のトレンド
長きに亘り、その金融経済機能を動かし続けてきた銀行業界。
その煌びやかな過去から、常に就活生の人気を集めるなど躍進し続けてきました。
しかしながら、昨今のグローバル化やIT化に伴い、その姿を変えざるを得ない状況にあると言えます。
以下では、「Fintech」「効率化」「挑戦」の三つのトレンドについて触れていきます。
Fintech
Fintech(フィンテック)とは、Financeとtechnologyを組み合わせた造語であり、テクノロジーを用いた金融のことです。
銀行単体ではテクノロジー分野に疎いため、IT企業と協業し様々なテクノロジーに基づく金融サービスが世に出されています。
今ではスマートフォンの普及により、利用者もその恩恵に享受することが容易くなったため、非常に厚い支持を得ているのが特徴です。
こうした近年の潮流を上手く捉え、業務に応用していくことが今の銀行にはマストとなってきています。
また、融資の面でもスコア化などで効率化を図るためにデジタル技術が使われることが多いです。
効率化
急激な加速を見せるIT化や、利潤の最大化を果たすべく業務全般の効率化を求められています。
大量の新卒一括採用を長年続けてきた銀行では、それに伴う人件費が莫大になっているのが問題です。
そのため、人員の効率的削減が課題とされています。

たしかに、最近よく銀行の人員削減って聞くよね
また、現在はAI技術の進歩により、その人間に代わる労力が進出し始めていますので、それらを上手く活用することが今後の経営課題です。
実際、対面式の店舗はメガバンクを中心に減少傾向にあります。
挑戦
上記2つの「Fintech」や「効率化」は決して容易なものではありません。
それらを上手く成し遂げようとするからには、それ相応の設備投資が必要であることに加え、リスクも付きまといます。
こうした事実を適切に受け止めながらも、今後の荒波に耐えるべく銀行は多くの挑戦をしていかなければなりません。
実際、みずほフィナンシャルグループでは、「みずほらしくない人を採用したい」といった文言を打ち出すなど、従来の銀行像に縛られない人材が求められつつあります。
変化が求められる銀行業界
自らが銀行に就職をし、何に触れたいのか、どういったビジネスに携わりたいのかを明確にする一つの糧になれば幸いです。
また、銀行業界も変動期にあると言えます。
適切にトレンドを把握し、常にそのアップデートを図ることが、今の銀行に求められることと言えます。
同時に、こうした世の潮流に敏感になり、時には大胆にその波を上手く捉えようとする姿勢は、就活生にとっても必要なスキルなのかもしれません。
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