コンサルティング業界に興味があるけどあんまり業界研究できてない…
このような方に向けて、今回は昨今人気浮上中のコンサルティング業界についてご紹介します。
外資系や内資系など、複雑怪奇に存在するコンサルティング業界を「ビジネスモデル」「各会社の種類」にフォーカスして見ていくので、ご自身の就職活動にご役立て下さい。
大企業からスカウトが来る「OfferBox」
OfferBoxは、大学生の利用率No.1のスカウト型のアプリです。
特に、学歴などの表面的な部分だけではなくプロフィールに記載した経験や資格をもとにスカウトが来るのが特徴。
オファーボックスでは
・三菱UFJ
・NTT
・docomo
・東海東京HD
・三井物産グループ
・東京海上日動
などの会社から内定直結のスカウトをもらうことができます。
優遇ルートで確実に内定が欲しい大学生ならメリットが大きい無料のスカウト型就活アプリなので、ぜひこの機会に使ってみてください。
OfferBoxの詳細は、以下のリンクからご確認ください。
⇒無料登録で大手企業からスカウトが届くOfferBox
一言でコンサルティング業界を表すとなんでも屋さん
コンサルティング業界を一言で表すと、「企業の多種多様な課題を発掘し、その解決の援助を行う会社群」となります。
「consulting(コンサルティング)」の「consult」とは、「相談する」という意味を持っており、まさにビジネスにおける様々な相談事に乗ってくれるような業務を行っているのがコンサルティング業界です。
故に、多岐に亘るビジネス知識を習得していなければならず、非常に激務な印象を世に与えています。
たしかにコンサルは激務なイメージがあるね笑
しかしながら、それに付随する成長ややりがいは莫大なものになるでしょう。
また、近年では働き方改革やリモートワークによる健全な勤務体系が整いつつあり、ワークライフバランスも十二分に確保できます。
コンサルのビジネスモデル
簡単に言えば、クライアントに対して行った提案の対価として報酬を得ることで、ビジネスモデルを構築しています。
仲介業者等が存在しておらず、あくまでクライアントと一対一でやり取りを行いますので、比較的ビジネスモデルに複雑さはありません。
しかしながら、その料金体系は様々であり、ひと月で1000万から3000万円まで及ぶことも稀ではありません。
この高額な料金体系を実現できている理由は2つあります。
短期間で成し得る良質な成果
コンサルティング会社は、良くも悪くもクライアントの課題解決にのみ従事することになります。
従って、重要案件を迅速かつ丁寧に熟していくことができるのです。
一般企業は、自社の様々な事業を同時進行型で進めなければならず、経営課題の解決に十分な時間、人材を割くことができません。
その代理として、短時間で高質な結果を導くコンサルティング会社が高単価を受け取るのは、当然なのかもしれません。
広範囲に亘るビジネスの知見
コンサルティング会社は、様々な業界に対してサービスを提供しており、その中で蓄積された知見は生きる資産となり、今後のコンサルティングの糧へとなります。
コンサルティングを専門とするが故に手に入れることができたその知見こそが、良質な成果をもたらしてくれるのです。
たしかに、自社のなかで知識がないと知識を持っている人に頼らないといけないもんね
コンサルティング会社の種類分け
一口にコンサルティング会社と言っても、その種類は大変多くなっています。
外資系、内資系など様々な分類ができますが、今回は大きく四つのカテゴリーをご紹介します。
外資系戦略ファーム
外資系戦略ファームとは、外国資本を基軸に上流工程のコンサルティングに特化する会社のことを指します。
各企業の中長期計画やマーケティング戦略などをコンサルティングし、まさにクライアントの中核に介入していきます。
そのため、非常に複雑且つ大胆な成果を求められます。
コンサルのなかでも外資系の戦略ファームだと初年度から1000万円とかも全然あり得るから待遇はいいね
外資系の戦略コンサルファームには以下のような会社があります。
- ・ボストンコンサルティング
- ・マッキンゼー
- ・ベインアンドカンパニー
- ・strategy &
- ・EYパルテノン
内資系戦略ファーム
内資系コンサルティングファームとは、国内資本を軸に上流工程へのコンサルティングに従事します。
業務内容は外資系と何ら変化はなく、経営陣層も元外資系戦略ファーム出身である場合が多数です。
ただ、外資系の戦略ファームと比較するとブランド価値などは劣るのが正直なところ
内資系の戦略コンサルファームには以下のような会社があります。
- ・ドリームインキュベータ
- ・経営共創基盤
- ・コーポレイト・ディレクション
- ・アビームコンサルティング
- ・野村総合研究所
外資系総合コンサル
外資系総合コンサルとは、外国資本を基軸に多面的なコンサルティングサービスを提供する企業です。
中には戦略領域を持つ会社もありますが、やはり近年はRPA(自動化技術)の導入などのIT周りのサービスが多くを占めます。
最近では、コンサル領域から広告やマーケティング領域にも進出している会社も多いです。
外資系のコンサルファームには以下のような会社があります。
内資系総合コンサル
内資系総合コンサルとは、国内資本を軸に多岐に亘るコンサルティング業務を行う企業になります。
こちらも同様、外資系と業務内容に大差はありません。
ただ、メーカー系のコンサル会社が多く、外資コンサルなどと比較すると労務環境がよく日系企業的な働き方ができます。
内資系のコンサルファームには以下のような会社があります。
- ・日立コンサル
- ・三菱UFJ リサーチ&コンサルティング(MURC)
- ・シグマクシス
代表的なコンサルティング会社4選
ここでは、代表的なコンサルティング会社を4つあげ比較していきます。
BCG(ボストンコンサルティンググループ)
BCGは一九六三年に創設された、世界を代表するコンサルティングファームです。
MBB(マッキンゼー/BCG/ベイン)の一角を担い、長年コンサルティング界隈の最前線を走る企業と言えます。
IGPIのCFOである冨山和彦氏もBCGの出身であり、日本のコンサルティング業界にも大きな影響を与えてきました。
IGPI(経営共創基盤)
産業再生機構の設立に参画し、多くの企業の再生に尽力してきた冨山和彦氏によって興されたIGPI。
設立は2007年と比較的若い企業ですが、その実力は底知れぬものです。
また、特徴はハンズオン型のコンサルティングです。実際に、コンサルタントがクライアント企業に駐在し、リアルタイムで業務に従事します。
更に、資金をそのままクライアント企業に投入することもあり、ビジネスの要素全てにおいて手厚いサポートを行っているのが特徴。
PwCコンサルティング
Pwcコンサルティングは、世界一五七か国七四二拠点に27万人のスタッフを抱えるpwcグループのコンサルティング部門です。
その規模がもたらす莫大な知見をもとに、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
また、その中にはStrategy &という戦略部隊もあり、ビジネスにおける様々な課題解決力を有しています。
アビームコンサルティング
アビームコンサルティングは、日本を代表するコンサルティング会社の一つです。
特徴としては、社内に存在する「アビームテンプレート」。
外資系企業の多くが、海外での事例をもとにマニュアル化しているのに対し、アビームコンサルティングにはオリジナルのフォーマットが存在しています。
こうした、アビームコンサルティングならではのある種拘りは、一つ企業の魅力としても挙げられるかもしれません。
また、NECが親会社のコンサルなので比較的日系企業に強いイメージがあります。
まとめ
一口にコンサルティング業界といっても、外資、内資や戦略、総合など様々な区分けがなされています。
また、そのビジネスに対する専門性の高さから、非常に活気溢れる業界となっており、近年の就活生人気は上昇の一途を辿っています。
まずは、入念な業界、企業研究を行ったうえで、コンサルティング業界への就職も考えてみてはどうでしょうか。
コメント